【販売管理システム】楽一で売上残高を修正したい場合の操作
楽一の販売管理システムで得意先の売上残高が合わなくなってしまった場合の修正の方法です。
売上残高の修正はどのタイミングでも可能ですが、決算に合わせて修正するのが運用しやすいと思います。
ここでは3月31日が決算の場合を例にして説明します。
※今回の例では4月分における繰越請求残高や前月売掛残高が修正されますが、3月分については再印刷等しても金額は変わりませんのでご注意ください。
残高を修正する前に3月分の請求締めを全て終わらせてください。
※修正するタイミングによっては4月以降の請求処理が終わっている場合があるかもしれませんが、その場合は請求書準備取消で4月以降の締めを取消してください。
①先頭→②1.販売管理→③1.売上管理業務→④1.売上請求管理業務→⑤14.残高登録業務→⑥1.売上残高登録
楽一売上残高を修正する場合は、次の2つの項目をを必ず修正してください。
①楽一売掛管理の「請求残高」
②楽一売掛管理の「月初残高」
具体的な操作方法は下記の通りです。
①楽一売上管理システムの”請求残高”を修正する方法
①1.期間請求→②2.請求残高→③請求締日を入力
(10日締め、20日締め、末締めなど締日ごとに処理してください。)
※末締めの場合はカレンダー通りの日付を入力してください。
楽一の売掛残高を修正したい得意先を個別選択してください。
現在の売掛残高が表示されますので、正しい金額に修正してください。
※同じ締日の得意先は2行目以降も続けて修正できます。
修正が終わったら「訂正確定」を押してください。
実行確認が表示されますので、実行してください。
②楽一売上管理システムの”月初売上残高”を修正する方法
①1.期間請求→②2.月初残高→③年月度を入力
期首の月度を入力してください。(今回の例では4月度になります。)
残高を修正したい得意先を選んでください。
現在の残高が表示されますので、正しい金額に修正してください。
”月末締めの得意先”は請求残高で入力した金額と同じになりますが、”月末締め以外の締日を設定してある得意先”の場合は、次の2点を確認し、得意先毎に請求残高計算を忘れずに行ってください。
①売掛残高から月末までの売上を計算して入力
②売掛残高から月末までの入金を差し引いた金額を入力
※2行目以降も続けて修正できます。(月初残高の修正は締日に関係ありませんので、請求残高を修正した得意先はすべて確認してください。)
修正が終わったら「訂正確定」を押してください。
実行確認が表示されますので、実行してください。
「請求残高」、「月初残高」両方の修正が終われば完了です。
その他、操作方法がわからないときなど楽一のお困りごとがございましたら、カーネルコンセプトのシステム担当者までお気軽にご相談下さい。
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