【販売管理システム】得意先マスタを削除する方法

カシオ楽一販売管理システムの中に登録された得意先MTや仕入先MTを「取引がなくなった」「同じ会社をまた登録してしまった」などの理由で削除する方法です。

※但し、マニュアル通りに操作しても、すぐにデータから削除されない得意先があります。そのような得意先は、得意先登録の”訂正”で呼び出しますと、次のウィンドウが表示されます。

このような取引先を削除する場合、以下の4つの条件を満たす必要があります。

 1)得意先登録の得意先状態区分を「3中止」にする

 2)取引残高を”0”にする※例えば、売上なら売掛金を”0円”にする。―残高を相殺するための入金処理を行う

 3)削除したい取引先に対して、個別の得意先登録時に”売上帳を印刷する(仕入帳を印刷する)”と設定してある場合は、売上帳、仕入帳の記帳の転記を全て完了させる(元帳印刷を”しない”に設定してある場合は不要)

 4)上記3つの条件を満たした後、楽一販売管理システムデータで設定されているデータ保存月数を経過させる

お客様の楽一システム毎に、最短で1か月から最長で99か月までデータ保存月数が設定されています。

 

しかし、楽一から直ぐに削除することができなくても、得意先選択リストに表示されないようにする事は可能です(表示を隠すだけで、即得意先が消えるわけではありません)

例えば、取引先の中から”青木さん”を選択するときに、略号一覧の「ア」のリストからは選択できなくなり、代わりに新しく表示される「削除」や「削」の略号の中に、不要な取引先をまとめてしまう操作方法です。

 


<得意先登録画面の出し方>

先頭画面 → 販売管理システム(工事業システム) → 13.マスタ登録業務 → 1.基本マスタ登録業務 → 1.得意先登録


 

1.削除したい取引先を”訂正”で個別選択する

メニュー画面から”得意先登録”の画面を出して「処理区分変更(操作)または(F7)」ボタンから「2訂正」を選んでください。

下図のような得先名略号選択が出てきます。(※コード入力のお客様は出てきません。)

 

今回のサンプルでは「タ」→”たか〇商店”さんを訂正します

 

今回のサンプルでは「株式会社 たか○商店」を選びます。

 

2.表示される「取引情報注意」を確認する

この表示は実行ボタンを押すと消えます。

※この表示が出てこない得意先はすぐに削除することができます。

 

3.得意先状態区分を「3中止」にする

「取引情報注意」のウィンドウを消すとはじめにカーソルが止まる場所です。

「1通常」になっているので”3”を押して「3中止」にしてください。

 

4.得意先名略号を変更する

の「分類・略号」をタッチをしてからの「得意先名略号」もタッチをしてください。得意先名略号が黄色になります。

※マウスが接続されている時はクリックしてもカーソル移動します。

 

5.得意先名略号を「削除」に変更する

今回は「削除」にしましたが「不要」など他の単語・言葉にしても大丈夫です。

 

6.画面右下の「入力終了」ボタンを押して訂正を確定する

 

7.実行確認のウィンドウが表示されたら「実行」ボタンを押して操作を完了

他にも削除したい得意先がある場合は、「2. 削除したい得意先の略号を選ぶ。」から繰り返し操作をしてください。

得意先名略号一覧表に新しく「削」もしくは「削除」の略号ができて表示されます。

得意先状態区分を「3中止」にすることにより、売上入力や仕入入力を行う際は、選択画面に表示されなくなります。しかし、得意先登録の訂正時や、封筒印刷などの一覧表には表示されることがあります。

但し、「取引情報注意」のウィンドウが出てこなかった取引先様は

得意先状態区分を「3中止」→「データ整理業務」を行えば即削除されます。


 

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